常備野菜の代表ともいえる玉ねぎ。どこのご家庭にもあるといっても過言ではない玉ねぎですが、実は血糖値を下げるのに効果的なんです!!
ここでは、玉ねぎで血糖値が下がる理由や 効果的な食べ方などをご紹介しています。
記事の目次はコチラ♪
玉ねぎで血糖値が下がる理由について
玉ねぎを食べると血糖値が下がると最近話題になっています。なぜ効果的かというと、玉ねぎに含まれる【イソアリイン】という成分がインスリンの分泌や働きをよくする効果があるから。そのため、血糖値を下げることにつながっています。
玉ねぎを食べると血糖値が上がる人もいるの?
玉ねぎを食べると血糖値が下がる!とよく耳にしますが、場合によっては玉ねぎを食べて血糖値が上がってしまう可能性もあるんです。
何に原因があるのかというと、実は「調理法」にあるんです!玉ねぎを食べれば、生のまま食べても加熱したものを食べても効果は同じだと思われがちですが、実は違うんです!
生のまま食べる場合は血糖値が下がりますが、熱を加えてトロトロにしたオニオンスープの場合は吸収力が高く、消化が早いため血糖値が上がりやすくなります。
血糖値を気にしている方は「調理法」にも気を付けると良いかもしれませんね!
キャベツも食後血糖値の上昇を抑えてくれる!
千切りにして生のまま食べても、炒め物にしても美味しいキャベツ!
毎日の食事に欠かせない食材といってもいいキャベツには、水溶性の食物繊維が豊富に含まれています。水溶性食物繊維には糖分を血液中に出るのを阻止する働きがあるため、血糖値の急上昇を防いでくれます。
オススメの食べ方は、千切りやざく切りにした生キャベツ!1日に1/6玉食べればOKなのでペロリと食べられそうですね!
血糖値対策は食べる順番が大事!
血糖値を下げるために、血糖値の上がりやすい食べ物を食べないようにしている…という人も多いのではないでしょうか?でも、食べたい物を我慢しているとストレスがたまりイライラしてしまいますよね。
血糖値を下げるには食べ方にもコツがあります。食べたい物を我慢するのではなく、食べる順番を工夫するようにしてみましょう!
食事をする際、一番最初に玉ねぎなどの生野菜を食べるようにしてください。その後に肉や魚などのおかず類、そして最後にお米やパン、パスタなどの炭水化物の順番がもっとも効果的です。 玉ねぎは加熱したものでもいいですが、より効果をアップさせるには生で食べるのが一番です。
辛味成分が気になるときはスライスした後に空気にさらすと辛味が抜けますよ。時間も10~20分ほど置くと栄養分が増えるという嬉しい作用もあるそうです。
そんなことで血糖値が下がるの?と思われるかもしれませんが、同じ料理を食べたとしても食べる順番が違うだけで血糖値の上昇が変わってくるんです。とっても簡単なのでぜひ試してみてください。
玉ねぎの効果的な食べ方やレシピは
玉ねぎは、サラダなど生で食べるのが1番オススメです。
サラダにするときは辛みが気になるかもしれませんが、辛みを抜くために水にさらしてしまうとせっかくの栄養分が流れ出してしまいます。しっかりと効果を得たいのであれば、水にさらさず食べる方が良いでしょう。
また、玉ねぎを切ったあと10分から20分ほどおいておくと、栄養分が増えるのだとか!!せっかくですから、玉ねぎを切った後すぐ調理せずにしばらく置いておきましょう♪
血糖値対策のおすすめレシピ3選はこちら♩
■玉ネギスープ
【材料】
- 玉ねぎ 2個
- ニンニク 1/2片
- しめじ 100g
- 塩昆布 ひとつまみ
- 生姜 少々
- だしの素 小さじ1
- 醤油 小さじ1
- 酢 大さじ1
- コショウ 少々
- 水 750ml
【作り方】
- 玉ねぎは1cm角に切り、鍋に入れる。
- ニンニクと生姜はみじん切り、しめじは石突をとって(1)に入れる。
- 塩昆布を入れ、水とだしの素、酢、醤油、コショウを入れて蓋をし火にかける。
- 強火で沸騰させたら弱火に落として40分煮込んで完成。
■玉ネギ納豆
【材料】
- 納豆 1パック
- 玉ねぎ 1/4~1/3個
【作り方】
- 玉ねぎはみじん切りにします。
- 納豆を器に移し、(1)と付属のタレ、からしを加えてよく混ぜて完成。
■玉ねぎ丸ごと煮
【材料】
- 玉ねぎ 2個
- おろし生姜 1/2片分
- ねぎ(小口切り) 適量
- 昆布(5×5cm) 1枚
- 塩
- 醤油
【作り方】
- 鍋に水(1カップ)と昆布を入れて火にかける。
- 玉ねぎは根の方を厚めにカットして平らにしておく。
- (1)に玉ねぎと塩、醤油を入れて30~40分煮る。
- おろし生姜を加えてひと煮立ちしたら火を止め、器に盛りねぎを散らせば完成。
ためしてガッテンの酢玉ねぎも人気♪
玉ねぎは生で食べるのが1番といわれても、サラダばかりじゃ飽きてしまいますよね。そこで、オススメなのが酢玉ねぎ!!
NHKためしてガッテンで紹介されて以来、健康志向の方から大人気の酢玉ねぎの作り方はとっても簡単♪
玉ねぎを薄くスライスし、お酢と一緒に容器に入れてしばらく漬けておくだけです。冷蔵庫で1週間から10日ほど保存できますし、サラダにはもちろん、お肉料理の付け合わせなどにも使えます。
1日に必要な玉ねぎの摂取量は?
1日に必要な玉ねぎの摂取量がどれくらいなのか気になりますよね。
血糖値を下げたい人は中サイズのものを1日に1/4個食べるようにしましょう。意外と少ない!と思われた方も多いかもしれませんが、毎日続けて食べるには丁度良い量です。
食べるタイミングは食事前がオススメです!
まとめ
玉ねぎを毎日食べるなら今話題の酢玉ねぎやスープにするのがおすすめです。簡単に出来て美味しいのが一番ですよね♪
血糖値が気になる人は毎日少しづつ続けてみましょう。2~3日で結果が出るものではありません。1ヶ月ほど続けてみると変化が見えてきますよ!