家庭菜園で玉ねぎを育てるなら、苗を買ってきて植えるのが簡単です!
もちろん玉ねぎを植える量にもよりますし、たくさん育てる場合には種から育てたほうがお得ですが、発芽させて苗にするまでの毎日の管理はなかなか大変!
そこで今回は、良い苗の選び方や失敗しない植え付け方についてご紹介していきます!
玉ねぎは苗から育てるほうがいい?
玉ねぎを苗から育てるほうがおすすめなのは、その簡単さです!
実は種から育てる場合、畑に種をそのまま植えることができません。きちんと別の場所で発芽をさせて、ある程度苗が育ったところで畑に植え替えるのが通例です。
また発芽した小さな芽は弱いため、気候の変化や水やりの量などが上手でないとダメになってしまったり、ちょっとのことで様々な影響を受けやすいです。
ですが、ある程度育っている苗であれば丈夫さが違うので影響を受けたとしても、発芽から始めるよりは影響が少ないのです。またそんなに高いものではないので、「家庭でちょっと野菜作りに挑戦してみたい!」という時は手始めに苗から始めてみましょう。
良い苗の選び方やポイントは?
では苗の選び方のポイントです。
ポイントは苗の葉の太さです。太すぎると『とう立ち』と言って玉ねぎの茎に蕾ができ良い玉ねぎになりません。
逆に細すぎると育ちが悪く、こちらも良い玉ねぎは育ちません。細すぎず、太すぎず、ちょうど良いあんばいの太さの苗を選びます。
玉ねぎのできは、苗のできによって決まると言っても過言ではありません。店頭で苗を購入する際は、苗の葉の長さは20~25cmくらい、太さは5mm~7mmくらいで根が良く伸びている苗を購入しましょう。
失敗しない植え付け方について
では、実際に苗を買ってきて植えつけを行うわけですが、植えつける時にもいくつかポイントがあります。
まず植えつけの時期ですが、寒くなってくる11月上旬~中旬に植えつけます。植えつけは、苗と苗の間を15cmぐらいあけて、苗の茎の白い部分が2cmぐらい土の上に出るように植え付けます。
植えつけたら株本を強く押さえて水をやります。この押す作業をすることで、玉ねぎは良く育つのです。
また、玉ねぎは冬の間、畑に埋まったまま静かに育っていきます。その間に気をつけたいのが霜対策!霜で玉ねぎが持ち上げられてダメにならないように、玉ねぎの根本にバーク堆肥やくん炭、もみがらなどを敷いて対処します。
その後、1月と3月頃に追肥を行い、4月~6月頃(地域や品種によって育ち方が違うため)にとう立ち(つぼみができる)になったら収穫です!
蕾が咲いてしまうと、玉ねぎ自体が美味しくなくなってしまうので、頃合いを見計らって収穫してください。
玉ねぎは苗選びと植えつけてからしばらくが勝負です!しっかりと管理をして、美味しい玉ねぎを作りましょう!