人間が食べても大丈夫なものでも犬が食べると中毒を起こしてしまう食べ物の1つに、玉ねぎなどのネギ類があります。
ここでは、大切なワンちゃんが玉ねぎを食べてしまったときの中毒症状や応急処置をご紹介します。
犬が玉ねぎを食べると中毒を起こす!!
チョコレートやレーズン・ぶどうなどワンちゃんが食べると中毒を起こしてしまうものはたくさんありますが、玉ねぎなどのネギ類もその1つです。
玉ねぎ自体を食べなくても、スープなどでも中毒を起こしますし、加熱しているから大丈夫という訳ではありませんので注意しましょう。
犬が玉ねぎを食べてしまったら?
もしも、犬が玉ねぎを食べてしまったら、まず中毒症状が出ていないか確認してください。
玉ねぎの中毒症状は食べてすぐではなく2~3日ほど経過してからあらわれる場合もあるので、注意深く見ていてあげてくださいね。
玉ねぎを食べたときの症状は?
玉ねぎ中毒の症状には、
- 貧血
- 血尿
- 嘔吐
- 下痢
- 心臓の鼓動が早くなる
- 目の結膜が白くなる
- 黄疸
などがあります。これらの症状がみられたら、早急に病院で診てもらってください。
受診の際は、いつ、何を、どれだけ食べたのかをしっかりとお医者さんに伝えましょう。
玉ねぎ中毒の応急処置はコチラ!
ワンちゃんがもしも玉ねぎを食べてしまったことに気付いたら、まずはすぐに吐かせることが大切です。玉ねぎ中毒の応急処置はこちら!!
◇食塩を飲ませる
食塩をスプーン1~7杯くらいまで舌の上にのせて飲ませる。すると大量に水を飲み、そのあと吐きだしてくれるかもしれません。
◇薄めたオキシドールを飲ませる
オキシドールを小型犬で1回1~2ml、大型犬で3~5mlを目安に、口の端からスポイトなどでそそぎ、手で口をふさいで上を向かせると飲ませられます。1回で吐かない場合は、15分ほど様子をみて再度繰り返してみてください。
注意していても誤飲してしまうことはありますが、もしものときに慌てないよう参考にしてくださいね。