食物アレルギーの症状は様々であり、蕁麻疹や口唇・まぶたの腫れ、呼吸苦など他に、下痢や嘔吐などの消化器症状があります。
ここでは、玉ねぎで下痢を起こす原因と対処法をご紹介!ぜひ参考にしてくださいね。
離乳食の玉ねぎで下痢を起こす原因は?
離乳食を始めるころの子供の便は平常時から柔らかいことが多いため、特に便性の変化からの診断が難しいことはあるでしょう。また、野菜なら大丈夫という認識が一般的ではありますが、実は野菜でもアレルギーはあります。
玉ねぎアレルギーの症状は?
玉ねぎアレルギーの場合、症状は他のアレルギー同様湿疹からくしゃみ鼻水、喉のかゆみ、不機嫌など様々ですが、下痢も症状としてみられます。
玉ねぎを食べさせると毎回便がゆるくなる、食べさせる毎にひどくなる、と言う場合にはアレルギーの原因として玉ねぎを疑います。
玉ねぎアレルギーは一般的には生のものに反応することが多いですが、加熱したものにも反応することはあります。ただ加熱の程度でアレルゲンとしての強度は変わってきます。離乳食に生の玉ねぎを使うことはまずありませんから、原因となるのは加熱後のアレルゲンです。
玉ねぎアレルギーの対処法は?
生玉ねぎのアレルゲンである硫化プロピルも、長時間加熱することでセバリンという物質に変わります。そこまでになるとアレルギー反応を起こす人も減ってきます。
ですので、玉ねぎによる下痢の対処法としては「玉ねぎが飴色になるまで加熱する」ことです。ただそれでもアレルギー反応が出る人はいます。その場合の対処法はやはり摂取を避けるということになるでしょう。