加熱すると甘味が出てくるためにお料理には欠かせない食材の一つに玉ねぎがありますよね。この玉ねぎ、毎年春には新玉ねぎが店頭にならびます。
玉ねぎにはいくつかの種類があり、早生種の場合には5月ごろ、晩生種の場合には6月ごろが収穫期になってきます。
記事の目次はコチラ♪
玉ねぎの栽培について
家庭菜園でも人気の玉ねぎは、プランターを使って育てることができます。ここでは、苗の植え付けから収穫までを動画でチェックしていきましょう!
栽培スケジュールと「やること」を紹介
玉ねぎはプランターさえ用意すれば、手軽に育てられる人気の家庭菜園なんです。常備野菜なので自宅で栽培できれば最高ですよね。
玉ねぎの種まき時期と植付時期は秋で、収穫時期は翌年の春頃です。
◆冷涼地
種まき(8.9月)
植え付け(10.11月)
収穫(5.6月)
◆中間地
種まき(5月)
植え付け(9月)
収穫(11月)
◆暖地
種まき(4.5月)
植え付け(9.10月)
収穫(11.12月)
玉ねぎ栽培のポイント
・玉ねぎの発芽適温は15~25℃で生育適温は12~17℃です
・種まき時期で植え付けの苗の大きさが決まるので種をまく時期に注意します
・苗が育ち始めたら加湿に弱いので水のあげすぎには注意します
・種から育てる時は発芽するまで水切れを起こさない様に注意しましょう
・酸性土壌を嫌いますので苦土石灰を施し酸度調整をしっかり行いましょう
・除草をしっかりと行えば無農薬でも育ちます
プランターと土作りについて
玉ねぎを育てるのに適したプランターの大きさですが、大型サイズの60㎝以上の物がおすすめです。
土は市販の栽培土を使うとすぐに植え付けができるので理想的ですが、自分で土から作る場合は赤玉土7.腐葉土2.バーミキュライト1を混ぜて作ります。そこに石灰土と化成肥料を混ぜ合わせます。
ここまで完成したら、種なのか苗なのかで植え付けのやり方が違ってきますが、各自植え付けて 水などを適度にあげ収穫時期まで待ちます。雑草がはえてくるのでこまめに抜きましょう。
春先の収穫までは害虫が多く発生します。害虫の駆除もこまめにチェックしましょう。
苗の植え付けがズレるとどうなるの?
玉ねぎは冷涼な気候を好みますので、暑さには強くないんです。なので時期をきちんと守らないと美味し玉ねぎは収穫できません。9月に種をまいて初夏に収穫する栽培が最も美味しい玉ねぎを育てられます。
玉ねぎの栽培では苗作りが最も重要なんです。
もし種まきの時期が大きくずれて苗作りに失敗すると、苗を植える前に玉ねぎの栽培じたい失敗する事になります。なので決められた時期を守り種まきを行いましょう。
成功するとたくさんの玉ねぎが収穫できるので、是非お試しくださいね!
玉ねぎの保存方法や注意点は?
収穫した玉ねぎは、ストッキングなどを利用して玉ねぎ同士が触れ合わないようにして風通しが良く雨が当たらない場所につるしておくというのがベストです。
すぐに食べるのであれば冷蔵庫でも良いのですが、玉ねぎは湿気を嫌うため1週間以上保存するようでしたら、つるして保存が適切です。
長期保存をする場合には、半日ほど風通しが良い場所に置いておいてから、玉ねぎの葉を取らず、葉の部分を紐などで束ねて風通しが良く雨が掛からない軒の下などの日陰につりさげておくようにします。しっかりと干すことで、長期保存が可能になってきます。
玉ねぎは湿気にとても弱いので、雨が掛からない場所に干すということが取っても大切になってきますので、お気を付けくださいね。