スープやサラダなどで玉ねぎを食べた後、気になるのは【口臭】です。
だからといって、玉ねぎを食べないわけにもいきません…。
ここでは、玉ねぎを食べた後の口臭の原因と解消法をご紹介しているので、ぜひ参考にしてください♪
記事の目次はコチラ♪
玉ねぎを食べた後の口臭の原因は?
玉ねぎを食べた後の口臭の原因は【アリシン】という辛味成分にあります。アリシンはニンニクにも含まれており、特有の臭いを放ちます。
玉ねぎやニンニクを食べるときに、傷つけると 酵素アリナーゼの作用により アリシンが生成されます。
つまり、生で食べるにせよ 加熱調理するにせよ、玉ねぎを切って使うときに、口臭の原因であるアリシンが生成されてしまうのです。
玉ねぎの口臭の解消法は?
玉ねぎの口臭を解消するには、まずは口に残ったニオイ成分を除去しましょう。
うがいだけでも充分 効果的ですが、歯磨きをするならば 一緒に舌磨きもするといいですよ♪
そして、体内に取り込まれた【アリシン】にも対処を施しておきましょう。
玉ねぎの臭いを軽減させる食べ物
<りんご>
玉ねぎの臭いの元のアリシンは、りんごに含まれるポリフェノールのアップルフェノンで消すことができます。アップルフェノンは、リンゴの皮に多く含まれていますので、皮ごと食べることをおすすめします。
<牛乳>
牛乳はお肉などを調理する時の臭み消しにも使われていますよね。牛乳には、アリシンが含まれている玉ねぎやニラ、ニンニクの口臭予防にも効果的です。牛乳に含まれるたんぱく質がアリシンと結合する性質があるからです。
飲むタイミングは、食前、食間、食後のいつでも良いですが、食後はあまり時間をおかない方が良いと思います。
<お茶>
玉ねぎの口臭には、ポリフェノールが効果的です。ポリフェノール入りのお茶といえば、ウーロン茶、紅茶、緑茶などがあります。
なかでも緑茶に多く含まれるカテキンには消臭効果がありますので、より効果を上げることができます。
<クエン酸を含む食べ物>
クエン酸を含む食べ物とは、酸味のある梅干しやレモン、お酢です。クエン酸は口の中の雑菌の増殖を抑えてくれます。
口臭を翌日まで残さない調理方法は?
<加熱する>
玉ねぎの口臭予防をするには、加熱することです。加熱した玉ねぎは、あのツンとした辛みがなくなりますよね。加熱することで辛みや臭いのもととなるアリシンが減るので口臭は起こりません。
<水にさらす>
玉ねぎを生で食べるには水にさらすことが効果的です。水にさらすと辛み成分のアリシンが減り、口臭も予防できます。
<玉ねぎのカットのやり方を工夫する>
辛み成分のアリシンは、玉ねぎをカットすると玉ねぎの細胞が崩壊することによっておきますので、繊維にそってカットしてみるのも良いかも知れません。
口腔と胃腸のケア、両方することが大事!
◆口腔内でのケア
<歯磨き・マウスウォッシュをする>
玉ねぎを食べた後に、歯磨きやマウスウォッシュをすることによって、残ってしまった食べカスを排除することもできますし、お口の中に残っていた辛み成分もなくすことができます。
その際には、舌も一緒に掃除をするとより良いでしょう。
<口臭予防スプレーをする>
外出時などで、歯磨きやマウスウォッシュをする場所や時間がない方には、口臭予防のスプレーが良いでしょう。臭いを消す成分が入っているので効果的です。
◆胃腸のケア
<口臭を予防する食べ物や飲み物を摂取する>
りんご・牛乳・お茶、梅干しなどの口臭予防に効果の高い飲食物を摂取することです。それぞれに、効果があります。胃の中に入ってもその効果は持続します。
食後に摂取する際は、あまり間をあけずになるべく早く摂取するほうが良いでしょう。
<他のものを食べてから玉ねぎを食べる>
玉ねぎを生で食べる時には空腹時には食べない方が良いです。空腹時に食べると胃酸が出過ぎてしまいますので、胃を痛めてしまいます。
玉ねぎの口臭だけではなく、胃の消化不良からくる口臭になってしまうこともありますので、他のものを食べてから食べた方が胃酸が安定します。
アリシンの効果・効能とは?
口臭の原因になってしまう【アリシン】ですが、疲労回復を助けて 病気から身体を守る働きがあるので、ぜひとも食べておきたい食材です!!
ちなみに、口臭が気になる玉ねぎですが、玉ねぎには【オリゴ糖】も多く含まれています。オリゴ糖は腸内環境を整える効果があるため、体臭予防にも効果的!
玉ねぎには 他にも良い効能や効果がたくさんあるので、チェックしてみてくださいね!
生の玉ねぎを食べる時は、完全に臭いをなくすのは難しいところもありますので、食べる時間にも工夫が必要です。
玉ねぎの臭いが消えるまでの時間は24時間かかってしまいます。大切な約束や仕事があるときには、逆算をして食べましょう♩