玉ねぎを食べ過ぎるとどうなる?下痢・腹痛・臭いの対処法について

玉ねぎ 食べ過ぎ

いろいろな料理に使える便利な野菜「玉ねぎ」。甘くて子供もパクパク食べられるので忙しいママもストックしている人、多いんじゃないでしょうか♪

そんな人気野菜の玉ねぎですが、実は食べ過ぎにはちょっと注意が必要なんですよ。

今回は玉ねぎの食べ過ぎによる症状や対処法についてまとめてみました! ぜひ参考にしてみてくださいね。




「食べ過ぎ」の量はどれくらい?

玉ねぎの臭い

玉ねぎの1日の摂取量は50gといわれています。玉ねぎ中サイズが1個約200gなので、50gを摂取するのであれば4分の1を目安にすると丁度良いですよ!

では実際に食べ過ぎになる量はどれくらいなのでしょうか? 実は明確に定まっているわけではなく、個人差もあるので一概に決められないんだそう。また体調などによっても不調が出る、出ないということもあります。

通常の食事で食べる分には問題ないとされていますが、体調が悪い時などに胃などに不調が出るときは玉ねぎが原因かもしれません。 また妊娠中や授乳中の場合も食べ過ぎには注意しましょう。

玉ねぎを食べ過ぎるとどうなるの?

玉ねぎ 食べ過ぎ

玉ねぎを食べ過ぎるといくつかの症状が体に現れるようです。少し詳しく見てみましょう!

■胃痛、胃もたれ、吐き気

玉ねぎを食べ過ぎると胃を刺激します。すると胃酸の分泌が活発になり、胃痛や胃もたれといった不快症状になることがあります。

これは玉ねぎに含まれる硫化アリルという血液をサラサラにしてくれる成分が、腸内の善玉菌も殺してしまうからなんだとか。 特に空腹時に生の玉ねぎをたくさん食べるのは危険です。

■体臭や口臭

玉ねぎの成分である硫黄化合物は体内で硫化水素に変化します。硫化水素は温泉のニオイを発生するのですが、それがニオイとなって出てきてしまうんだとか。

便秘症の人の場合は腸内で硫化水素と重なることで非常に臭いおならになります。それが口臭にもなってしまいます。また汗などに混じると体臭になります。

食べてからすぐにニオイになるわけではなく、約16時間後なんだそうですよ。またニオイが取れるまでに2~3時間かかる人もいます。

■貧血

玉ねぎは血流が良くなるので血圧が下がります。大量に摂取した場合は却って貧血になることもあります。普段から貧血という人は注意が必要です。

玉ねぎを食べ過ぎて下痢になる理由とは?

1日の摂取量

玉ねぎを食べた後、下痢に襲われるのは、アリシンという成分が胃に刺激を与えるからです。口臭が臭くなるのは、生で食べたことで起こることが多いです。

胃が弱い人は、たくさん食べることを控える必要があります。新玉ねぎなどは、甘いので加熱した方がよいでしょう。あるいは、薄くスライスしてサラダにして食べてもかまいません。

玉ねぎは体に良いのですが、摂り過ぎは毒になるので注意が必要です。毎日食べ続けていると、周囲がわかるほど臭いがわかるので、適度に摂りましょう。

吐き気や頭痛が出たときの対処法は?

この場合、まずは食べるのをやめるのが一番です。成分の刺激によるものか、アレルギーによるものかの判断が難しいからです。様子をまず見るというのが大切だと医師は言います。

もしその後も症状が続いたり、突然現れるようなことがあればアレルギーの可能性もありますので、一度病院で診察してもらい指導を受けるといいでしょう。 症状が出たときの体調も記録しておくといいかもしれません。

もともと体調が悪い時に食べると胃への刺激が強くなるので吐き気や頭痛といった症状が出やすい場合があります。 空腹時に食べるのもよくありませんので、注意しておきましょう。

強い症状が現れたらアレルギーかも!

アレルギーの症状

口臭や胃の不調の場合は、玉ねぎの食べ過ぎによる副作用の場合が多いですが、不調の症状がひどい場合は「玉ねぎアレルギー」の可能性があります!

【即効性】と【遅効性】があるので、症状の違いを見てみましょう!

■即効性のアレルギー反応

即効性のアレルギーの場合、玉ねぎを食べてすぐに症状が現れます。食べてすぐに反応が出るので原因が特定しやすいのが特徴です。

■遅効性のアレルギー反応

玉ねぎを食べてから反応が出るまで、数日から数週間かかるため原因を特定するのが難しいです。遅効性のアレルギー反応の場合、食べてから間が空いてしまうので体調不良と間違えてしまうことがとても多いです。

玉ねぎを食べるときは他のねぎ類を避けよう!

「アリシン」は玉ねぎだけではなく、ネギ・にんにく・ニラなどのねぎ類に含まれています。

炒め物などでねぎ類の食材をまとめて調理することもあるかと思いますが、分量には十分気を付けましょう!

玉ねぎを食べる量を減らしたとしても、「アリシン」を含む食材を一緒に食べてしまうとことで「アリシン」の過剰摂取になり、口臭や体調不良を引き起こしてしまう可能性があります。

胃が弱い人にオススメの食べ方は?

オススメの食べ方

胃が弱くてお腹を壊しやすい人でも、玉ねぎを食べたいと思うことはありますよね。

そんなときは、出来るだけ加熱調理をして食べるようにしましょう!加熱することで胃への負担が弱まりますよ!

どうしても生で玉ねぎを食べたい場合は、スライサーを使い 玉ねぎを薄くスライスし、他の野菜と混ぜてサラダにしましょう!

いずれの場合も食べ過ぎはよくないので、1日の摂取量はしっかりと守ってくださいね!

まとめ

健康の為に食べている玉ねぎで健康被害が出るなんてびっくりですよね。胃痛や吐き気など辛い症状が出さないためにも、食べ過ぎには注意しておきましょう。

今回紹介したように対策(加熱など)をして食べるなどの工夫も取り入れてみるといいかもしれませんね。

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