玉ねぎは料理に使うと、味に甘みやコクが出るので重宝しますが、調理の時の悩みが【涙】ではないでしょうか?
ここでは、玉ねぎを切ったときに涙が出ない方法や 涙が止まらない原因、年齢との関係についてご紹介しています!!
玉ねぎで涙が止まらない原因と 年齢の関係
玉ねぎで涙が止まらない原因は、【硫化アリル】という物質です。
玉ねぎを包丁で切ると、玉ねぎに含まれているアミノ酸が出るのですが、その時、細胞がこわれて発生する酵素が反応することにより、硫化アリルが発生します。
玉ねぎの皮をむいただけでは涙は出ませんが、玉ねぎをスライスや みじん切りにすると涙が止まらなくなるのは、そのためです。
玉ねぎを切った時の涙と年齢の関係は?
硫化アリルが目に入ると、体は粘膜を傷つけないように 涙を出して粘膜を守ろうと働きます。ですが、老化すると体を守る機能が衰えるので、涙は出にくくなります。
そのことから『玉ねぎで涙が出るのは若い証拠』と言われているのです。
以上が、玉ねぎを切ったときの涙と年齢の関係です。
玉ねぎで涙が出ない方法は?
では、玉ねぎで涙が出ない方法は あるのでしょうか?答えは、『ある!!』です。
どのようにすればいいのかというと、残念ながら メガネをかけただけでは対策になりません。硫化アリルは気体なので、メガネの内側に簡単にまわりこんできます。
玉ねぎを切る時、涙が出ないようにするには、玉ねぎを切る前に 冷蔵庫で玉ねぎを冷やすことです!!玉ねぎを冷やすことで、硫化アリルの発生を抑えることができます。
また、硫化アリルは水に溶ける性質もあるので、水につけながら切るとガスの量が減りますよ。ですが、長時間水につけておくと 玉ねぎの栄養も流れてしまうので注意してくださいね!
調理する時の玉ねぎの涙でお悩みの皆さん、年齢は一旦置いといて ぜひ試してみてください♪